一般社団法人全国在宅療養支援診療所連絡会

理事紹介

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満岡 聰

  佐賀県佐賀市のはずれの満岡内科消化器科医院を開業している満岡です。 2000年に開業しました。

  当初はプライマリケアに加えて消化管、肝臓の專門医療を提供するというコンセプトでしたが、在宅ホスピスが好きで、少しずつ在宅の看取りを行ってきました。

  外来のかたわら、3時間の昼休みの間に在宅を行っています。錚々たる世話人の皆さまの中では私のようなものが世話人を仰せつかっているのはおこがましいのですが、たまたま、在宅医のメーリングリストで佐賀県の世話人がいなくて困っているということを知り、佐賀県が全国の流れから遅れをとらないようにお引き受けした次第です。


  佐賀県は全国でも最も在宅死の比率が低い県で、緩和ケアの認知度が低く、そして実働している在宅療養支援診療所の数も限られています。そうした中で、在宅医療の和を広げていくことに行き詰まりを感じ、一人ではできないことでも志を同じくする仲間とだったら在宅医療を進めていくことができるだろうと考え、2010年に佐賀県の在宅医療介護に関わる主だった方々に声をかけ多職種連携のネットワーク「在宅ネット・さが」を立ちあげました。医師、歯科医師、訪問看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚療法士、ケアマネジャー、ソーシャルワーカー、介護士、栄養士、施設管理者、医療器具のメーカー、患者さんなど、従来なかった新しいネットワークです。

  会議は必ず宴会とセットで顔の見える関係作りを大事にしました。おかげ様で現在、メンバーは約170人にふえ、症例検討会や市民公開講座などを行い、活発に活動をしています。2013年2月には佐賀県の在宅医療、介護の情報を網羅した在宅療養ガイドブックを出版しJPAPオレンジサークルアワード2013 The Best Education model of the year を頂きました。今後は在宅ボランティア養成や小児の在宅の推進を考えています。


  私の個人の小さな診療所ではできることが限られていますが、医師たちと多職種の連携が有機的にできれば地域の中で大きなことができます。そうするとコミュニティそのものが変わってきます。国が目指す、地域包括ケアとは私たちの目指すところは同じことだと思っています。

  まだまだ在宅に関しては経験が少ないため、みなさまどうか色々お知恵をおかしください。素敵なコミュニティをつくる方法に関してもいろいろ教えていただければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。